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2019年10月・予兆 [予兆・診断]

「リウマチ」という病名は知っていたが、その症状や原因について、ましてや現在の治療の状況などはまったく知らなかった。「人ごと」というやつである。妻が俄に「関節リウマチ」になり、通院と投薬が始まった。「関節リウマチ」って何?から、インターネットや書籍でいろいろ調べたが、やっかいそうな病気である。とはいえ、罹ってしまったものはしょうがない。すぐに忘れてしまうであろう症状や治療の経緯、都度の対応について記録しておくことにした。

2019年10月・予兆
始まりは2019年10月中旬の左足首の腫れと痛みからである。9月末に私の母が亡くなり、葬儀を終えたころからで、左足くるぶしが腫れて痛みがでてきた。当初は掛かり付けの医院にて湿布薬と痛み止めで対応、大事とは考えておらず、月末には予約してあった旅行にも行ってきた。

11月に入ると徐々に両膝に力が入らなくなり、立ちしゃがみが辛くなってきた。掛かり付けの医院で「関節リウマチ」の疑いを指摘され採血検査。結果、炎症度合いを示す「CRP」の値が「0.93」、正常値は0.30以下とのことで、診断確定のため紹介状を持って国際福祉大学市川病院リウマチ科を受診した。

国際福祉大学市川病院での診察、血液検査、CT撮影の結果により「関節リウマチ」と診断された。症状も「両膝の痛み」「左足首と足裏の痛み」「両腕、右肩の痛み」「左手首の痛み」がでてきた・・。

11月中旬に国際福祉大学市川病院で検査した時の「CRP」の値は「4.37」、短期間で著しく上昇、CTの映像では関節の変形はないようで、「リウマトレックス(免疫抑制薬)」「セレコックス(非ステロイド性抗炎症薬)」を中心とした投薬が始まった。

そこかしこの関節が痛む「関節リウマチ」、できない家事も多くなり、必然的に夫たる私が家事代行となる。立ちしゃがみや衣服の脱着も不自由になってきて補助が必要に・・妻は昭和33年生まれ、私は昭和31年生まれ、老々夫婦「リウマチ介護」の始まりである。

「鞆の浦」へ旅行に
10月下旬に夫婦で行った広島県「鞆の浦」への旅行。映画「崖の上のポニョ」のロケ地になった場所である。症状が出る前の予約であったが、旅行のときには左足くるぶしの腫れが強くなり、少し歩行に支障があった。(写真は仙酔島から弁天島を撮影、対岸正面に泊まった宿「遠音近音(おちこち)」
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絶好のロケーションで、ヒュー・ジャックマンが日本での撮影時に利用していたそうである。年明けからコロナ騒ぎが始まり、リウマチの症状も悪化してくるので行っておいてよかった・・かな。

関連ブログ:鞆の浦
泊まった宿(じゃらんのHPへ):「遠音近音(おちこち)
参考:「関節リウマチ」
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2019年11月・診断 [予兆・診断]

2019年11月・診断
11月中旬、国際福祉大学市川病院リウマチ科にて血液検査、CT撮影の結果「関節リウマチ」と診断され、投薬が始まった。血液検査による関節の炎症度合いを示す「CRP」の値は「4.37(正常値は0.30以下)」、CTの映像では関節の変形はないようである。

投薬は「リウマトレックス(免疫抑制薬)」「フォリアミン(葉酸製剤)」「セレコックス(非ステロイド性抗炎症薬)」「レバミピド(胃粘膜保護)」「モーラスパップ(鎮痛消炎剤)」である。

ものの本によると「リウマトレックス(免疫抑制薬)」の主成分である「メトトレキサート」は、約60年前に白血病の治療薬として開発されたが、その免疫抑制作用が注目されてリウマチ治療に使用されるようになったらしい。承認は1999年と比較的最近で、現在では標準的な抗リウマチ薬である。副作用としては肝機能障害や胃腸障害等があり、葉酸製剤を服用して抑制するとのこと。

投薬が始まったとはいえ、免疫抑制薬がきくのは数ヶ月先らしく、当面は痛み止め(抗炎症薬)でしのぐしかない。症状は日を追うに従い悪くなっているようで、「指のこわばり」から「両膝の痛み」「左足首と足裏の痛み」「両腕、右肩の痛み」「左手首の痛み」が強くなってきている。

特に「両膝の痛み」により立ちしゃがみが辛いので、簡易ベッドを購入した。
「電動リクライニング付きの高反発ベッド」である。畳の上で布団で寝るより起伏は楽である。とはいえ手が思うように使えない(痛い)ので、電動リクライニング付きであっても起き上がりには援助がいる。

痛み止めを飲んでも、やはり痛いようで、唯一温めると気持ちいいようである。朝と寝る前に、痛むところを「蒸しタオル」で温めるようにしてみた。

「蒸しタオル」は濡らして絞ったタオルをポリ袋(スーパーにある透明な袋)に入れて電子レンジで1分程、結構熱い。

湯治がいいのかも知れないが、妻は敏感肌なので選ぶ温泉が難しい・・現代医学に頼るしかない。

向島百花園(東京都葛飾区)の烏瓜(からすうり) (2019年11月上旬撮影、Nikon Df )
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関連ブログ:向島百花園 秋
介護購入品(Amazon該当頁へ):「電動リクライニング付きの高反発ベッド」
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2019年12月・夫婦で忘年会 [予兆・診断]

秋の皇居竹橋付近、東京国立近代美術館に鏑木清方「築地明石町」を観に行った時に撮影 (2019年11月20日撮影、Nikon1 J5)
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2019年12月
12月上旬に妻の実家に行った。車で往復4時間(1時間毎に休憩)だが、あまり痛みはなかった模様、痛み止めが効いているのか。しかし、自宅にて椅子に2時間程度座っていると、立ち上がったあとに右尻から足にかけて痺れが生じてしばらく痛むという。妻は日々の症状を記録しており、あちこちの痛みについて波はあるが悪化している。

中旬になると右腕・右肩と膝が特に悪化してきた。右腕・右肩は痛くて夜眠れなくなってきている。夕方には痛み止めを飲み、寝る前に蒸しタオルで温めて痛みを和らげるが、寝返りで右肩が痛み、また寝入ってしまうと伸ばした膝が痛くなってくる。隣で寝ていると、夜中に幾度となく起き(上体を起こし)ているのに気付く。痛みが収まるのを待って(座った状態で寝ながら)、また横になる・・辛そうだが助けてやれない、蒸しタオルで温めるぐらい・・。

鎮痛消炎剤のモーラスハップ(湿布薬)は痛いところに貼るようにしているが、終日貼っているとかぶれてくるので、昼だけにしている。

朝の指のこわばりは相変わらずであるが、下旬ごろから左手首と左親指の付け根が腫れてきて、食器を洗うのが辛くなってきたようである。家事はほとんど代行するようになってきた、いろいろと指図がうるさいが・・。

先月、簡易ベッドを購入し利用を始めたが、掛け布団がズレ落ちてしまうという苦情を妻から受けた。
ネットで調べて「ベッドサイドガード」「お布団ズレ落ちクリップ」というのを購入して対応。

苦情は少なくなった・・。

国際医療福祉大学市川病院リウマチ科での診察は4週間毎である。診察の1週間前に採血・採尿に病院を訪れる。症状は悪化しているが、今月下旬に受けた検査結果は「CRP(関節の炎症度合いを示す)」の値が「2.50」と先月の「4.37」よりは下がっていた。正常値は0.30以下なので、まだまだである。

薬は先月と同じ「リウマトレックス(免疫抑制薬)」「フォリアミン(葉酸製剤)」「セレコックス(非ステロイド性抗炎症薬)」「レバミピド(胃粘膜保護)」「モーラスパップ(鎮痛消炎剤)、診察費用は薬代込みで¥8,390である。

夫婦で忘年会
年末、妻が美容院で聞いたお店で、夫婦の忘年会をささやかに、来年はいい年でありますようにと・・。
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(2019年12月下旬撮影、Apple iPhone SE)

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2020年1月・生物学的製剤 [予兆・診断]

東松戸ゆいの花公園(千葉県松戸市)にて「蝋梅(ろうばい)」 (2020年2月1日撮影、Nikon Df )
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2020年1月
新しい年が明けたが、妻の症状は相変わらず。右腕と右肩の痛みが強く、就寝前に蒸しタオルで温めるが(気持ちはいいらしい)、夜中に痛みで目が覚めるのは変わらない。左手首も腫れて熱を帯びてきた、指は両手ともこわばりが強く、物が持ちづらい。両膝も痛むが、膝裏も(寝ていて)伸ばしたままだと痛くなる。また、歩くと足裏が痛むようで、足指の付け根が腫れて熱を持っている。と、体全体が痛い感じである。

温めたら少し痛みが和らぐようなので、使い捨てカイロを肩に貼ってもみた、気休めかな・・。痛み止め(セレコックス)や鎮痛消炎剤(モーラスハップ)も処方を受けているが、効果が得心できない。

両膝の痛みで湯船に入るのがつらい(我が家の湯船は結構深い)のと、腕及び指の痛みで頭が洗えないというので、最近は「三助」も始めた・・。入浴後のドライヤーも係である。美容師はこうやるとか、いろいろと注文が多い、適当にやると怒る。

今月下旬に受けた診察の結果は「CRP(関節の炎症度合いを示す)」の値が「4.82」と高くなった。関節の破壊を示す指標「MMP-3」の値が569(正常値:59.7以下)との事で、生物学的製剤「エンブレル 25㎎」の投与が始まった。

生物学的製剤
生物学的製剤とはバイオテクノロジー技術による医薬品で、関節リウマチに対しては2003年から国内での使用が開始されてる。薬剤費は高価だが、関節破壊抑制効果に優れているという。処方された「エンブレル」は炎症を引き起こす体内物質「TNFα」の働きを抑える薬剤で、週に1回皮下注射で投与する。

自宅にて注射可というので、看護婦さんに注射の指導を受けた、人に打つのは痛くない・・。

今月の薬は、この生物学的製剤とリウマチ炎症を抑える免疫調整薬「アザルフィジン」、さらに免疫抑制剤を飲んでいるので用心に結核菌阻害剤「イスコチン」が追加されて8種類(リウマトレックス、フォリアミン、セレコックス、レバミピド、モーラスハップ、エンブレル、アザルフィジン、イスコチン)となり、診察費用は薬代と検査費(血液、MRI)も含めて¥37,810と高額になった。効果を期待したい。

蒸しタオルはすぐに冷めてしまうので、朝と晩に肩を温めるのに「ほっとリフレ 首・肩用」を購入。

使い勝手がよかったので、手と膝も同時に温めるために追加注文した。また、就寝時に膝が伸びきると痛くなるというので、膝下に置いて使うよう「穴あきパッド」も購入してみた。

寝返りを打つと動いてしまうのが難点だが、少しは効果がある模様。

介護購入品(Amazon該当頁へ):「ほっとリフレ 首・肩用」「穴あきパッド」
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