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2023年6月・修学旅行のような・・ [小さな旅・旅行]

興福寺の五重塔 (2023年5月中旬撮影、NikonDf )
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昨年暮れに関節リウマチの治療薬による副作用で特発性器質化肺炎となり、1ヶ月以上の入院を強いられた妻、関節リウマチも小康状態であるし旅にはよい時季、古都「奈良」に旅行に。修学旅行みたいに東大寺・興福寺・法隆寺・薬師寺を見学、宿は奈良ホテルホテル日航奈良、歴史と癒しの旅。

2023年6月
特発性器質化肺炎が治り退院をしてはや半年、肺炎は完治したわけではないらしく、関節リウマチの治療に使用していたリウマトレックスや生物学的製剤エタネルセプトは中断したままである。退院後は肺炎の治療薬としてステロイド剤プレドニン錠と血栓の薬であるリクシアナを継続、関節リウマチの薬は免疫調整薬リマチルとアザルフィジン、その他痛み止めや胃腸薬にビタミンDと抗菌薬など10種類の薬を毎日服用している。薬漬けである・・。

6月の検査結果は「CRP(関節の炎症度合いを示す)」の値は0.79、「MMP-3(関節の破壊を示す指標)」の値は195、「リウマトイド因子(RF:rheumatoid factor)」の数値は301で、入院時の急激な上昇時からは下降傾向ではあるが、まだ高い数値である。

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退院後は関節リウマチの痛みを訴えることが少なくなった、ステロイド剤が効いているかとも思うが、代わりに骨粗鬆の心配もあり、医師もビタミンD剤を処方している。とはいえ、やはりよく使う手首や足首あたりは痛むことがあるようで、処方された痛み止めや湿布薬を使用している。

6月の病院への支払いは血液検査が¥5,770、診察及びレントゲンと10種類の薬代が¥9,560であった。高い薬である生物学的製剤がないので、代金は以前の半額である。特発性器質化肺炎の治療がいつまで続くのか、毎回リウマチ科と呼吸器科の掛け持ちも大変である・・。

泊まった宿(じゃらんのHPへ):「ホテル日航奈良」 「奈良ホテル」
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2022年12月・退院 [特発性器質化肺炎]

皆既月食と天王星 (2022年11月8日撮影、NikonDf )
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2022年11月8日20時40分58秒に撮影した皆既月食中の月、画面左下の青い星が天王星、数分後に月食中の星食が始まる。妻は入院前の体調不良で観ていない。寒空の中、私も風邪気味で咳が酷くなってきたので星食に入ったことを見届けた後、撮影を終了した。

2022年12月
特発性器質化肺炎の疑いで、11月中旬に入院し、ステロイド剤プレドニン錠の投与を受けていた妻の経過は良好で、12月下旬に退院することができた。入院期間は37日間である。

入院中は特発性器質化肺炎の治療としてプレドニン錠5㎎4錠を毎日投与、血液検査で血栓の数値が高いとの事で、血液が固まりにくい薬であるリクシアナの投与も受けた。特発性器質化肺炎のせいか肺塞栓症の診断も受けており頻脈もあるので、心電図と酸素濃度計を常時装着していた模様。妻が下着の着替えやベッドから移動のときに、うっかりセンサーが外れると看護婦が飛んでくる・・らしい。

週単位で投与数を減らしていく予定と聞いていたプレドニン錠は、退院前には4錠から2錠に減らされた。但し、リウマチの症状が強くなってくるので、リウマチ担当医からアザルフィジンに加え「リマチル」という免疫調整薬が追加された。

妻の退院により、単身赴任以来の独身生活も終わりを告げ、また規則正しい生活に戻る。退院後の妻は割と元気で、入院中に食べた病院食の再現や、野菜を多めに摂ることに努めているようである。また、我が家の朝食が、バナナからサラダ付きのパン食に変更になった。妻は入院で痩せたが、私は妻の入院中に増えた体重が戻りそうである。

退院後1週間、年末に再検査と診察を受けた。呼吸器内科では肺炎の影はほとんど消えたとのことであるが、ステロイドや血栓の薬は継続である。リウマチ科の方も呼吸器内科での薬が継続のため、従来のリウマトレックスや生物学的製剤はなしで、免疫調整薬と痛み止めでしばらく我慢の様子見である。リウマトレックスや生物学的製剤の在庫が6週間分あるが返品は不可の模様で、また使いますからと医師の伝。次回診察は1月下旬、異常があったら連絡くださいと云われたが、異常があるのはゴメンである。

入院37日間の費用は¥510,010、その他寝巻きやタオルのレンタル代が¥16,280、入院時に支払った保証金¥100,000(現金)は入院費用と相殺である。医療費保険に入っているので半分近くは保険金で補填されるが、今まで払ってきた保険代を考えると保険で得することはないなと・・。年末の診療費は検査代と薬代で¥9,980であった。

今回入院した病院は国際医療福祉大学市川病院という大きな病院であるが、病棟に公衆電話の設置がなかったのは今どきである。妻は携帯電話を持っていなかったので、連絡用に急遽購入した・・いろいろある。

関連ブログ:皆既月食と天王星
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2022年11月・特発性器質化肺炎 [特発性器質化肺炎]

吉田寺・奈良のぽっくり寺
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(2022年10月中旬撮影、NikonDf )

老々になると最後は人の世話にならず始末を終えたいもの、とはいえ必ず他人か身内を問わず、人の世話にはなる。せめてシモの世話にはなりたくないというので、妻が美容院で聞いてきたその種のご利益があると云われるお寺に参拝に行くことにした。観光も兼ねて、古都奈良にある吉田寺(きちでんじ)を訪れて祈祷を受けた。天智天皇の勅願による創建という由緒あるお寺、ご利益に期待したい。

2022年11月
リウマチ薬の副作用かと思われた痰が旅の前後からひどくなってきた。10月下旬の血液検査を終えたあと、夕刻に担当医から電話があり、炎症数値(CRP)が異常に上がっており、リウマチ以外の疾患が考えられるのでリウマチ薬の投与は中止するように連絡を受けた。

再検査でレントゲンの結果、肺炎になっていると云われ抗菌剤を3日間点滴投与したが肺炎の影は消えず、呼吸器内科にも回されて1週間の抗菌剤の経口投与を行ったが芳しくなかった。

呼吸器内科の医師からはリウマチ患者がままなる特発性器質化肺炎の疑いと告げられて入院になった。
主たるリウマチ薬のリウマトレックスとエタネルセプトは、この肺炎とぶつかるという呼吸器内科の医師の説明があったが、薬剤性の副作用ではないのかと今にして思う。肺炎が治るまではリウマチの治療はお休みとなるので、入院早々(肺炎の精検中)に手のこわばりや膝の痛みが出てきた模様である。

入院当初は点滴による抗菌剤投与が行われたが、精検後はステロイド投与となり、点滴は終えた。ステロイドはプレドニン錠5㎎を4錠、週単位で投与数を減らしていく予定と医師から言われた。

ステロイドの効果はリウマチにも絶大で、膝の痛みも消えて、炎症数値も下がってきたようである。この特発性器質化肺炎は感染性ではないのでステロイドが有効らしい。尚、よくわからないが血栓の数値がよくないということで、血栓予防の薬(リクシアナ)も出ている。

入院は1ヶ月以上を見込まれており、幸いにも四人部屋が空いていたので差額ベッド代も少なくて済む。寝巻とかタオルはレンタルとして、下着などの交換に数日おきに通うことにした。もちろん新型コロナの影響で面会は不可、ナースターミナルで都度荷物受け渡しの依頼を行う。新型コロナはますます盛んで、病院の発熱外来はいつ行っても人でいっぱいである。

関連ブログ:吉田寺・奈良のぽっくり寺
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